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ガーデニング

草花の増殖に好適期

2015年6月 - ●早川京子

 春の花は時期を過ぎ、夏に花を咲かせる草花の苗が出番を待っている時期ですので、春花壇を飾った草花は後片付けをし、後に控えた苗物のために夏花壇の準備をしましょう。春花壇の跡地は、消石灰を1平方m当たり100g程度入れて土を中和して、同200gほどの緩効性化成肥料とバケツ1杯の腐葉土を施しておきます。
 球根草花は掘り上げますが、チューリップは地中の温度が上がると根が枯れ、葉が黄色になってくるのでそれを目安にし、他の種類の球根も、曇雨天が多くなり光合成能力が落ちる梅雨時期の前に掘り上げましょう。掘り上げた球根は日陰でよく風乾してから、涼しい場所で貯蔵します。スイセンは3年置きに掘り上げればよいのですが、今年花が咲かなかった株は、一度掘り上げて貯蔵し、来期には大きい株は開花を期待して植え付け、小さい株は来期を養成期間として大きな球根に育て上げるとよいでしょう。
 ハナショウブやジャーマンアイリスが開花を終え、株分け・植え付け時期になります。株分け・植え付けは、一般的には2~3年置きですが、毎年の方が育ちが良くなります。時期は花が終わった直後です。植え付け場所の土は酸度を矯正しておきましょう。暑い時期での植え替えですので、植え付け株の葉は3分の2か半分くらいに切り詰めて、水分蒸散を抑えて、しおれを防ぎます。
 菊は、前号で記したように日長時間に敏感な植物で、品種によって開花時期がはっきりしています。植え付け時期を早めても遅くしても、時期が来れば、草丈が長くても短くても花が咲きます。そこで、ほどよい草丈で花を見るために、開花予定の3カ月半くらい前の定植を目安にしましょう。一方、挿し芽の発根温度は18~20度で、発根に必要な日数は2~3週間とされています。このことから、挿し芽は開花時期の4カ月ぐらい前にするのがよいでしょう。6月は10月咲きが定植、11月咲きが挿し芽の時期になります。